エムグラム16性格タイプ診断は自身の性格構成要素を16パターンに分類します。そして自分について知り、恋愛や仕事の人間関係にどのような影響を及ぼすのかを自身で把握するのに役立ちます。
今回はそのエムグラム16性格タイプ診断で『ESTJ』タイプが出た場合の相性について詳しく解説をしていきます。
まだエムグラム16性格タイプ診断を解いたことがない方は下記から診断を解いて自分の性格タイプを把握しましょう。
ESTJとESTJの相性について
ESTJ同士の相性は比較的良好です。両方の人が正確で現実的な考え方を持ち、力強いリーダーシップと決定力を発揮するため、意思決定や目標達成が容易になります。
また、計画的で組織的な性格傾向も似通っているため、プロジェクトの管理や共同作業にもうまく対処できます。
ただし、重要なことは、双方がコントロールや支配に過剰に依存しないようにすることです。それでも、ESTJ同士は互いに理解しやすく、信頼関係を築くことができます。
外向的なESTJと外向的なESTJ
共感するポイント
ESTJの人同士が共感するポイントは、常に現実に目を向けて行動に移すことや、計画を立ててそれに対して努力することにあります。彼らは責任感が強く、結果を出すために努力することに熱心です。
また、社交的で効率的なコミュニケーションを好み、人との出会いや共同作業に興味を持ちます。彼らは自分たちに課せられた仕事に真摯に取り組むことで、職場や社会全体に貢献していくことができます。
対立するポイント
ESTJ同士が対立する主なポイントは、支配やコントロールを巡る競争です。彼らはどちらも、自分たちがリーダーであることを望んでいます。このため、出演者のタスクや組織の体制を主導することに焦点を合わせ、他者をコントロールすることが多くなります。
また、彼らは両方とも細部に執着し、時間配分や作業の優先順位に関する意見が異なる場合があります。
これらの違いが、彼らの対立を引き起こす可能性があります。
感覚的なESTJと感覚的なESTJ
共感するポイント
ESTJ同士が共感するポイントとしては、実用性や現実的な問題解決に重点を置くことが挙げられます。彼らは、計画を立て、目標を設定し、それを達成するために必要な具体的なアクションを取ることを好みます。
また、彼らは人々が責任を負うことや、自分自身や他人に対する責任を重んじることにも同意するでしょう。
さらに、彼らは組織を重視し、サービスや支援を提供することから生まれる社会的責務を理解する傾向があります。
対立するポイント
ESTJ同士が対立する主要なポイントは、支配的で自信に満ちている性格が原因で、相手に対してコントロールを取ろうとすることがあります。両方の個人が、自分の意見ややり方が正しいと信じており、議論が起こった場合は、それを主張する傾向があります。
また、細かい点についても正確で厳しいことがあり、相手にもその観点を求めることがあります。
しかし、この過度の支配傾向がお互いの対立を悪化させ、関係を悪化させる可能性があります。
思考的なESTJと思考的なESTJ
共感するポイント
ESTJ同士が共感するポイントは、現実世界において効率性や生産性を重視し、組織のリーダーシップや権威を尊重するということです。彼らは誠実さ、綿密さ、責任感を持ち、人生においては優れたプランナーであることが多いです。彼らはしばしば時間とリソースを大切にし、それらを最適に活用することを目指します。
ESTJ同士は、事実に基づいた論理的な考え方に共感し、強い意志や目的意識に向けて行動することができます。彼らは積極的でリーダーシップを発揮し、プロジェクトを達成するための行動計画を立てる上で優れた能力を発揮します。
対立するポイント
ESTJタイプ同士が対立する場合、主に以下のような要因が考えられます。
まず、両者ともに論理的で明確な思考が得意なため、意見の食い違いが生じる場合には、双方が自分の立場を押し通そうとするところがあります。そのため、議論が難航し、対立が深刻化する可能性が高くなります。
さらに、ESTJは細部まで気が行き届き、計画的な傾向がある一方で、柔軟性に欠けることがあります。一方で、もう一方のESTJも同様に細部まで気が行き届きますが、正確さよりもスピードや効率を優先する場合があるため、異なる視点を持っていることがあります。このように、目標達成へのアプローチの違いが対立の原因になることがあります。
また、ESTJ同士は、人間関係でルールや統制が重要なことを認識していますが、認識され方が異なることがあります。たとえば、一方のESTJが公正性を重視する一方で、もう一方のESTJは権威的な指導やパワープレイを好む場合があります。このような違いから、一方が圧力をかけたり、意識的に意見を排除する行動をとった場合には、もう一方が強い反発を示す可能性があります。
以上のような要因から、ESTJ同士の対立は、互いに確固たる信念を持ち、スムーズな妥協を見つけるためには多くの努力が必要となることがあります。
判断的なESTJと判断的なESTJ
共感するポイント
ESTJとESTJは、共に非常に現実的で実践的な人々です。彼らは自分たちの価値観や信念をしっかりと持っており、自分の意見を主張することが得意です。また、彼らはルールや規則を重んじ、社会的な責任感が強いため、社会的な義務や責任を果たすことに熱心です。
ESTJ同士が共感するポイントは、社会的な責任感や使命感が強いこと、現実的な考え方や合理性を重視すること、そして自分の考えや意見をはっきりと表現することなどです。彼らは自分たちの直感や感情よりも、現実的かつ合理的な解決方法を追求することが多いため、共通の目標や目的に向けて、積極的にアイデアを出し合い、効果的な戦略や計画を立てることができます。
対立するポイント
ESTJ同士が対立するポイントは、一般的には以下のようなものがあります。
1. リーダーシップの競争：ESTJは、リーダーシップに長けている傾向があります。しかし、二人が同じポジションを求めた場合、競争が生じる可能性があります。
2. 意見の相違：ESTJは、意見に自信を持ち、自己主張が強い傾向があります。したがって、二人が意見が合わない場合、対立が発生する可能性があります。
3. 目標の違い：ESTJは、目標を設定して具体的な計画を立てることに長けています。しかし、二人が目標の違いを持っていた場合、それらの違いを解決するためのコミュニケーションが必要になります。
4. 短期的な利益と長期的な利益のバランス：ESTJは、現実的で実践的なアプローチを好みます。しかし、二人が異なる見解を持っていた場合、短期的な利益を求めることが長期的な利益に影響を及ぼす可能性があります。
これらの問題に対処するには、お互いの立場を尊重し、コミュニケーションを改善することが重要です。 ESTJ(判断型)同士が対立する場合でも、対話を開始し、解決策を見つけることができます。
ESTJがESTJを理解するためには？
ESTJが自分自身をより深く理解し、自己成長を促進するためには、以下のことが重要です。
1.自己反省を行う：自己反省を行うことで、自分自身の優れた部分だけでなく、改善しなければならない部分や改良することができる部分を自分自身で特定できます。自己反省を通じて、どうすれば自分自身がより意味のある人生を送れるかを考えることができます。
2.自己目標を設定する：目標を設定することにより、自分自身に取り組む方向性を与えることができます。目標を設定することにより、自分自身にプレッシャーをかけて、より効果的に行動することができます。また、達成するための具体的な計画を策定することで、課題や抱える問題を解決するために、自己改善に向けての前進を促し、達成感を得ることができます。
3.新しい経験をする：新しい経験をすることは、自己成長に繋がることが多いです。自分自身のリスクを取り、新しいことを試みることは、自己の能力を知る上でも役立ちます。また、新しい状況に適応することにより、自分自身の柔軟性を高めることができます。
4.他人との交流を増やす：他人との交流を増やすことは、自分自身をさらに知る上でも非常に大切です。人間関係を築き、コミュニケーション能力を高めることにより、重要なスキルを磨くことができます。また、自己能力を向上させるための、新しい視点を得ることができる場合もあります。
ESTJと他のタイプの相性を見てみる
| INFJ | INFP | ENFJ | ENFP |
| INTJ | INTP | ENTJ | ENTP |
| ISTJ | ISFJ | ESTJ | ESFJ |
| ISTP | ISFP | ESTP | ESFP |
まとめ
今回はエムグラム16性格タイプ診断で『ESTJ』タイプが出た場合の相性について詳しく解説をしてきました。
まだエムグラム16性格タイプ診断を解いたことがない方は下記から診断を解いて自分の性格タイプを把握しましょう。