エンジニアは将来性が大きいとされる仕事であるため、医師や士業と並んで多くの女性から人気のある職業です。
特にソフトウェアやネットワーク系のエンジニアであれば、どこに行っても仕事を見つけることができますし、高年収を得ていることも珍しくありません。
これから婚活でエンジニアの相手を見つけたいという方であれば、エンジニアになるにはどのような資質・資格が求められるのかについて、知っておいても損はないでしょう。
ではエンジニアになるためには、どんなプロセスを経なければならないのでしょうか。
エンジニアになるには
エンジニアは今のところ超売り手市場であり、企業からのニーズが多すぎて常時人手不足になっていると言われるほどです。
そこで多くの若者が小学生・中学生のころからエンジニアを目指して勉強していきます。
また畑違いの仕事からエンジニアを志す人も少なくありません。中には30歳を超えてからエンジニアを志す人さえいるのです。
エンジニアになるためにはいろいろな方法がありますが、勉強していく過程はどのような分野のエンジニアになるかによって異なります。
大学を卒業して自分が専門的に学んだ分野のエンジニアになる人もいれば、自分の興味のある分野を独学で極めてエンジニアになるという人もいるでしょう。
とはいえ、ただ漫然と勉強しても一人前のエンジニアにはなれません。
自分がどのような分野のエンジニアになりたいのかを見極めたうえで、勉強方法を見つけていくことが重要です。
エンジニアになるための道
エンジニアになるための道にはいくつかありますが、その一つが独学です。
もしも今までエンジニアとは全く畑違いの職業で働いていて、エンジニアの知識がまったくないという方は、最初は独学で勉強してみるのがもっとも簡単な方法でしょう。
ただし、明確な目標が立てづらく、自分で自分を律していかなければならないので、意志が強い人に向いている勉強と言えます。
別の道はエンジニア系の専門学校などに通うことです。現在ではエンジニアを育成するための専門学校が数多く開校しています。
オンラインで受講できるという専門学校も増えてきているので、スクーリング形式では忙しくてなかなか勉強できないという方にもオススメです。
また、もっとも思い切った方法が、未経験のまま就職してしまうということです。
未経験で採用されるかどうかは未知数ですが、もしエンジニアとして働き始めることができれば、プロのエンジニアから直接教えてもらうことができるのですぐに成長することができるでしょう。
ただし、意欲的に学習していく姿勢を見せなければ採用すらされませんし、採用されても相当なプレッシャーの中で仕事をしなければならないことは覚悟してください。
それではここから、様々な種のエンジニアになるためのポイントについて解説していきましょう。
- システムエンジニアになるには
- Webエンジニアになるには
- 組み込みエンジニアになるには
- 自動車エンジニアになるには
- フリーランスのエンジニアになるには
システムエンジニアになるには
システムエンジニアになるには、情報処理やプログラミングの基本的な知識や技術を習得しておく必要があります。
そのため高専、専門学校もしくは大学で、その分野の専門科目を学んでいる必要があるでしょう。こうした学校を卒業しても、すぐにシステムエンジニアになれるわけではありません。
短期間であれシステムエンジニアのアシスタントのような仕事をして、どんな流れで仕事をするのかを覚える必要があります。
その後、システムエンジニアとして働き始めるのです。
またプログラマーからシステムエンジニアになるケースもあります。資格としては基本情報技術者試験や応用情報技術者試験、システムアーキテクト試験を取得すると有利になるかもしれません。
Webエンジニアになるには
WebエンジニアはWeb上のアプリケーションの開発などを行うエンジニアですが、求められている学歴のようなものはありません。
大卒を条件にしている会社は見られるものの、多くの場合は学歴不問で求人が出されているのです。ただし高専、専門学校、大学でプログラミングなどを勉強していれば、より就職には有利となるでしょう。
Webページを作るためのHTMLなどの技術を独学で勉強しても、Webエンジニアとして働けます。
資格面でもやはりPHPやHTML関連のものを取得すると良いでしょう。
組み込みエンジニアになるには
組み込みエンジニアとはあまり聞きなれないかもしれませんが、その名の通り家電や自動車などの製品の中に組み込まれているソフトウェアを開発していくエンジニアのことです。
もちろん組み込みエンジニアを育成する講座はありますが、独学でも有能な組み込みエンジニアになることは可能です。
特にC言語、TRON、ソフトウェアの知識があると、組み込みエンジニアとして働きやすくなるでしょう。
組み込み系の資格では、情報処理技術者試験が知られています。
自動車エンジニアになるには
自動車エンジニアとは、電気自動車やハイブリッド車を開発するエンジニアのことです。自動車エンジニアと一口に言ってもいろいろな働き方があり、開発だけでなく実験を担当するエンジニアもいます。
高校卒業後、大学や短大、専門学校で機械工学や電気工学を学ぶことが必要になります。
その後自動車修理工場や自動車メーカーに就職して、技術や知識を高めることができるでしょう。
自動車整備士、車体整備士といった資格を持っていると有利です。加えて環境に関する資格を持っていると、ハイブリッド車や電気自動車の開発に役立ちます。
フリーランスのエンジニアになるには
フリーランスで働くエンジニアは、会社員のように定時に出社・退社する必要がないという点で大きなメリットがあるでしょう。
特にWebエンジニアなどネットワーク系のエンジニアに多く見られる勤務形態です。
機械や電気系のエンジニアではフリーランスは難しいかもしれませんが、アプリケーション開発やネットワークの管理などであれば自宅で仕事ができる場合もあり、フリーランスのメリットの大きい職種です。
ただしフリーランスではその分質の高い仕事が求められますし、休んだ場合の保障などもないので、収入がガクっと落ちる可能性もあります。
また、実績を積んできた実力者ほど大きな案件を任されるので、未経験からフリーランスとして働くことはかなり難しいでしょう。
エンジニアに向いている人はどんな人?
エンジニアに向いているのは、強い好奇心や探求心を持っている人です。
多くのエンジニアが関わっているIT関連の世界では日進月歩で新しい技術が生まれてきているため、常に新しい知識を取り入れていかなければなりません。
そのため好奇心が強くて、どんなことでも意欲的に勉強する姿勢が重要なのです。
探求心も同様で、なぜ現状はこうなっているのか、どうすれば改善できるのか、より使い勝手を良くするためにはどうしたら良いのか、ということを研究していかなければ、成果を出せないでしょう。
さらにシステムエンジニアなど顧客からの要望に合わせて製品を作る技術者であれば、顧客からの要望を汲み取って、スムーズな打ち合わせ・契約へ繋げていくためのコミュニケーション能力が必要となるでしょう。
加えてエンジニアは華々しい仕事ではなく地味なものなので、それでも耐えられるメンタルを持っている人はエンジニア向きです。
どの大学に進学すればエンジニアになれるの?
エンジニアになるために、絶対に大学に行かなければならないという訳ではありませんが、大卒が有利であることは間違いありません。
もしエンジニアになりたいというのであれば、国立大学を目指すのが賢明でしょう。地方の国立大学であってもエンジニアとして働くことは十分可能です。
もしくは知名度のある私立大学でも就職先を多く見つけることができます。エンジニアを目指す人は、電気系や情報系、工業系を専門にすると良いでしょう。
大学に在学中にIT情報系・電気系などの資格を取ることができれば、さらにエンジニアとして働く上での選択肢が広がります。
エンジニアになるのは簡単ではない
エンジニアになるために大学に行くことを考えると、エンジニアになるのはそれほど簡単ではないということが分かるでしょう。
エンジニアになってからも、いつも新しい技術や知識について勉強し続けなければ、業務についていけなくなります。エンジニアの仕事には大きなやりがいがありますが、それと共に苦労もあることを覚えておきましょう。
もしこれからエンジニアの方との結婚を考えているのであれば、エンジニアの配偶者をずっと支えていく覚悟も必要になるかもしれません。
エンジニアへ転職するためにはどうすればいいの?
もしあなたがこれからエンジニアへ転職したい場合は転職エージェントを利用するとよいでしょう。
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